ごあいさつ
私どもの法人は、令和4年10月1日に泉佐野市が設立団体となり、地方独立行政法人法に定める全国で初めての申請等関係事務処理法人となりました。申請等関係事務処理法人は、市に代わって法人職員が市民課や国保年金課等の窓口業務のうち定型的・補助的な事務を処理する地方独立行政法人となります。
令和4年10月から、市の子育て支援課の児童手当や子ども医療証等の申請書受付事務等の窓口業務から運営をスタートし、令和5年7月からは総合窓口「おくやみコーナー」を設置。お亡くなりになられた方の多様な手続きをできうる限り分かりやすくご遺族の皆様へ案内させていただき、利用者の負担を軽減することを目的とした総合窓口となるよう努めてまいりました。
令和5年10月からは、市民課、総務課(総合案内)、健康推進課の各窓口業務の運営を担い、令和6年4月からは国保年金課、税務課、介護保険課、地域共生推進課、市の機構改革によりできたこども家庭課を含め、市の9つの窓口を担当することとなり、窓口利用者の声をお聞きしながら窓口業務の適正な事務がスムーズに行えるよう運営に取り組んでまいりました。
また、令和6年度には法人職員数も80名を超える体制となり、4月からは労働安全衛生法に基づき、産業医及び衛生管理者を選任し、安全衛生委員会の設置及び運営を行い、法人職員がより健康かつ安全に就労できるよう、労働環境の整備に努めるとともに、10月には内部統制規程を定め、内部統制委員会や内部統制定期報告の実施等、理事長を統括責任者とした統制環境の構築にも尽力してまいりました。
市の窓口担当課と連携し、令和6年12月に異動受付支援システム、令和7年2月からはキャッシュレスレジの運用に取り組むなど、窓口利用者のサービス向上にも努めてまいりました。
令和7年4月から法人運営の4期目がスタートします。地域市民皆様の市の最初の窓口となる大切な業務を担うこととなります。引き続き、窓口業務を適切に、正確に、迅速にサービスを提供できるよう市と連携しながら法人職員一同取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
理事長 岡 本 祐 一